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テトラアーク溶解炉 アルゴンガス中でのアーク放電によって生じる10000 ℃もの熱で金属元素を融解させ、合金を作成することができます。融解した高温の液体金属から直接結晶試料を引き上げる「チョコラルスキー法」によって歪みの少ない単結晶試料を作成出来ます。 |
テトラアーク溶解炉 (プロトタイプ) 本研究室にあるテトラアーク溶解炉は国内で初めて導入されたモデル(導入当時はトリアーク炉)であり、今も現役で活躍しています。 |
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タングステンヒーター炉 タングステン製のメッシュ状ヒーターに100 Aを超える電流を流し、2000 ℃もの高温を真空中で発生させることのできる装置です。 金属製の坩堝に密封された試料を加熱し徐々に熱源から遠ざけることで合金を作成する「ブリッジマン法」という手法を用いることで、蒸気圧の高い金属間化合物の作成に適しています。 |
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多段タングステンヒーター炉 上のタングステンヒーター炉と基本的な原理・構造は同じ装置です。ただし、こちらの電気炉にはヒーターが複数取り付けられています。この装置の特徴は、これら複数のヒーターを独立に制御することで、縦方向温度勾配を自由に設定することができる点にあります。 |
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縦型シリコニットヒーター炉 シリコニット発熱体(炭化ケイ素、SiC)をヒーターに用いた縦型の電気炉です。この装置は炉内の雰囲気(ガスの種類)を変更することができるように作成されています。 |
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横型管状炉 炉内に試料を横置きできるため粉末試料の焼結などに適しています。この電気炉も炉内の雰囲気を調節することが可能です。試料への酸素添加等を行うことができます。 |
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単結晶X線回折装置 作成した試料の結晶方位を決定する際に行うラウエ写真を撮影する装置です。通常の写真が実空間の画像を撮影するのに対し、ラウエ写真では波数空間(実空間のフーリエ変換)を撮影することが出来ます。この装置は、ラウエ写真の撮影から現像までを自動処理するため、効率的に研究を進めることができます。 |
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電子ビーム溶接機 高温に加熱されたタングステン製のフィラメントに高電圧を印加し、加速された電子を衝突させることで局所的な高温を作り出すことができる装置です。本研究室では高融点であるモリブデンやタングステンなどの融解接着に用いています。 |